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ニュージーランドvsオーストラリア!移住するならどっちがおすすめ?【ITエンジニア向け】

ニュージーランドvsオーストラリア!移住するならどっちがおすすめ?【ITエンジニア向け】
  • 「ニュージーランドにITエンジニアとして移住したいんだけど、どうすればいいの?」
  • 「移住先をニュージーランドかオーストラリアで迷っているんだけど、どっちがいいの?」

上記のようなお悩みを抱えてはいませんか?

ニュージーランドとオーストラリアはどちらともオセアニアの国であり、歴史や文化も似通っているためどちらが自分に適しているかが曖昧になりがちです。

海外移住の難易度はどんどん難しくなっているため、正しい情報をもとに適切な戦略を選ぶことが重要です。

本記事では、自身も海外移住を検討している筆者が、ニュージーランドの特徴からオーストラリアとの違いまで、わかりやすくご紹介します。

※なるべく正確な情報を届けるよう努力しますが、ビザを定める「移民法」は想像以上に複雑なので、個別のケースに関する相談はニュージーランドのビザ専門の弁護士に相談するようにしてください。

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目次

ニュージーランドとオーストラリア、どっちに移住するべき?

ニュージーランドへの移住は、やはりオーストラリアへの移住と共通点がかなり多いため、まずは以下の記事を読んでいただければ幸いです。

»関連:『オーストラリアにITエンジニア(プログラマー)が移住するには何が必要?

↑の記事を踏まえた上で、オーストラリア移住との違いについて様々な観点から解説していきます。

永住権獲得のポイント制度

ポイントの対象項目オーストラリア(AU)ニュージーランド(NZ)
年齢3030
英語力20
ジョブオファー050
地方移住や高所得者030
海外での仕事経験1550
国内(AU/NZ)での職歴2010
学歴2070
その他のポイント2040
申請に必要な最低ポイント65160
※それぞれの項目で、獲得しうる最大ポイント数を記載しています。

必要最低ポイントは、あくまで申請条件を満たす最低ラインであって、合格を保証するものではないことは注意が必要です。
※2022年4月時点では、オーストラリアの永住権申請合格点は120点と言われています。

強いて違いを挙げるとするならば、

  • オーストラリア … 英語力や職歴などの実績を重視
  • ニュージーランド … 学歴や資格などのポテンシャルを重視

と言えます。

ウチダ

より詳細が気になる方は、ぜひ以下のサイトで実際にポイントを計算してみてください。

合格点は、職業によっても異なります。たとえばオーストラリアでは、会計士は85点、ITエンジニアは70点が申請に必要な最低ラインと言われており、ITエンジニアの人材不足が見て取れます。

また、ニュージーランドでは英語力がポイントに反映されませんが、IT系の学歴を得たり海外での職歴を得たりするためには結局英語が必要になるため、間接的に英語力もポイントに大きく反映されると言っていいでしょう。

人口や時差、気候

人口

オーストラリア(AU)ニュージーランド(NZ)
総人口2,498万人490万人
日本人の人口9万8,436人2万822人
日系企業数722社227社
※2018年10月時点でのデータです。

オーストラリアの方が圧倒的に日本人の数が多いですが、ニュージーランドも少なくはありません。

両国ともに、日本人コミュニティは存在すると考えて差し支えないです。

また、両国ともイギリスに攻められヨーロッパ人の移住が盛んだった歴史を持つことから、多様な民族を持つ移民国家として成長しています。

時差とフライト時間

時差とフライト時間

オーストラリアは日本のほぼ真下に位置するため、日本との時差は2時間以内です。

一方でニュージーランドは、少し東に離れているため、日本との時差は「夏季:4時間」「冬季:3時間」です。

また日本(東京国際空港)からのフライト時間も、

  • オーストラリアの各都市:7~10時間
  • ニュージーランド最大都市であるオークランド:10時間35分

となっており、オーストラリアより若干時間がかかります。

気候

ニュージーランドの方がより穏やかで、寒く、かつ湿気のある気候です。

それ故オーストラリアの方が陽気な人が多く、ニュージーランドは割と内気な人が多い印象です。

実はそこまで寒くないカナダ

実はそこまで寒くないカナダ
※『バンクーバーの天気・気温・服装・旅行のベストシーズン!』より引用

寒さを恐れて、カナダではなくオーストラリアやニュージーランドへの移住を希望する人はかなり多いです。

ただし、上記の画像を見てもらえば分かる通り、カナダの最大都市であるバンクーバーの平均気温は、東京とそれほど変わりません。

ウチダ

ただしカナダの冬は雨がものすごく多く、日照時間が少ないので、「太陽の光を浴びたい方」はやはりオーストラリアやニュージーランドの方がおすすめです。

カナダの詳しい移住情報は、以下の記事をご参考ください。

»関連:『カナダでITエンジニアが永住権を取得するための戦略3選【年収150万円アップ】

ワーキングホリデービザ(ワーホリ)や卒業生ビザ

オーストラリアもニュージーランドも、18歳以上31歳未満の人であれば1年間在住できる「ワーキングホリデービザ(通称ワーホリ)」が年間発給数制限なし、つまりどんな人でも使えます

ただし、オーストラリアは最大3年間まで延長できるのに対し、ニュージーランドは最大1年3ヶ月までしか延長できません。

その一方で、オーストラリアのワーホリは「同一雇用主のもとで働けるのは最長6ヶ月間/年間まで」という厳しい制約があるのに対し、ニュージーランドにはそういった就労制限はありません。

ウチダ

ちなみに卒業生ビザは、オーストラリアは「2年間の学習で2~4年の就労」、ニュージーランドは「30週の学習で1~3年の就労」が認められています。

どちらとも一長一短という感じなので、もしビザを取る場合は弁護士に相談するなどして、綿密に戦略を練ることをおすすめします。

その他細かな違い

ニュージーランド
オーストラリア
  • 国が小さいので生活圏から大自然にすぐアクセスできる
  • 超のんびりスローライフが送れる
  • 毒グモや毒ヘビがいなくて安心
  • 国内で売っていないものはオーストラリアから取り寄せる
  • オーストラリアの方が給料が高く、かつ物価や家賃・生活費も少しだけだが安い
  • アジア圏へのフライト便もたくさんあって便利
  • 危険生物がいたり、夏場はハエがたくさん飛んだりしている。

両国とも、経済成長や平均年収・治安の良さなどの条件面はほとんど同じで、若干オーストラリアの方が条件がいい、という印象です。

またニュージーランドの方が田舎っぽさがあり、オーストラリアの方が都会っぽさがあるため、

  • バリバリ稼ぎたい、たくさん遊びたい、若さを満喫したい → オーストラリア
  • 穏やかに過ごしたい、老後に住みやすいところで暮らしたい → ニュージーランド

という選び方も良いでしょう。

オーストラリアの移民の約4割はニュージーランド人

実はオーストラリアに済む移民の約4割はニュージーランド人です。

理由は、オーストラリアの方が仕事が多いので職探しに困らなかったり、赤道に近いので暖かい気候だったりと、様々です。

ウチダ

逆にニュージーランドの移民割合は、62.2%が欧州系とほとんどがヨーロッパ人であり、オーストラリア人は少ないようです。参考:『2018年の総人口は470万人、前回国勢調査から45万人増(ニュージーランド)

とはいえ、両国とも移民国家であるため移民に優しく、移民が住みやすい国と言えます。

ぜひニュージーランド・オーストラリア両国ともにじっくりと調べて、移住先を決めていただければ幸いです。

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ニュージーランドにITエンジニアとして移住するために重要な準備4選

さて、ここまで読んでみて

数学太郎

やっぱりニュージーランド(またはオーストラリア)に移住したい!

そう感じた方向けに、移住するために準備しておきたいことを厳選して4つご紹介します。

IELTS6.5以上の英語力

ニュージーランドの大学に入学するためには、IELTSで6.0以上の点数を取る必要があります。

もし大学入学を目指していないとしても、公用語は英語なので、社内でのコミュニケーションは100%英語です。

ウチダ

いくらプログラマーとしてのスキルがあっても、英語ができないと海外移住の成功率はぐんと下がります。

IELTSの6.0というスコアは、大学に入学できる最低ラインであって十分な英語力の証明にはならないので、やはり6.5以上は取ってから海外に移住することをおすすめします。
※ちなみにIELTS6.5は、TOEIC換算すると820~870点、英検換算すると準1級~1級相当と言われています。

IELTSのスコアを伸ばすには、LIBERTY ENGLISH

のような、IELTS対策を専門に行えるスクールを使うのが最も効率的です。

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日本での実務経験とスキル

ニュージーランド移住に成功されたITエンジニアの方は、皆さん口を揃えて

「成功する人は経験に裏打ちされた技術力がある人であり、失敗する人は技術力がない人だ。」

と言い切ります。

特に海外では、日本より

  • いかに実務で通用するか
  • 何を学んだかではなく何を作れるか

といった、いわゆる”即戦力”を重視されるので、技術力に不安がある人はまずは焦らず日本でしっかりとスキルを磨いてから、海外移住を検討するようにしましょう。

実はニュージーランドのITレベルはそれほど高くはない

ではニュージーランドのITレベルは、一体どれぐらい日本より高いのでしょうか?

実はそれほど大きな差はありません。2021年の調査によると、ニュージーランドは世界23位、日本は世界28位でした。

2021Country2020Ranking Change 
1USA1
2Hong Kong SAR5+3
3Sweden4+1
4Denmark3-1
5Singapore2-3
6Switzerland6
7Netherlands7
8Taiwan, China11+3
9Norway9
10UAE14+4
11Finland10-1
12Korea Rep.8-4
13Canada12-1
14United Kingdom13-1
15China16+1
16Austria17+1
17Israel19+2
18Germany18
19Ireland20+1
20Australia15-5
21Iceland23+2
22Luxembourg28+6
23New Zealand22-1
24France24
25Estonia21-4
26Belgium25-1
27Malaysia26-1
28Japan27-1
29Qatar30+1
30Lithuania29-1
World Digital Competitiveness Ranking 2021』より引用

また、ニュージーランドの人口は日本の約25分の1と圧倒的に少ないので、日本のように大きな企業はほとんどありません。

そのため分業制を敷くことができず、ITエンジニアが直接お客さんと打ち合わせをし、要望を設計して納品するといった一連の流れをすべてこなす会社も多いです。

ウチダ

より大きな企業で働きたい場合は、やはりオーストラリアやカナダ・アメリカといった、ITレベルが高いだけでなく人口が多い国に移住すべきです。

»関連:『アメリカでビザを取る現実的かつ具体的な方法4選【ITエンジニア向け】

ターゲティング設定や良質な人脈形成

ある程度の英語力と技術力を鍛えたら、次はターゲティングを本気で行いましょう。

なぜなら、ITエンジニアと一口に言っても

  • Web系?それとも組み込み系?
  • ソフト?それともインフラ?
  • 言語はJava?Python?C#?

など実に幅が広く、自分の強みを明確にしていないと特に海外就職は上手くいかないからです。

闇雲に求人に応募しても書類すら通過しないことがほとんどですので、ターゲットは明確に定めましょう。

またニュージーランドは、再三お伝えしている通り人口500万人のとても小さな国なので、意外とコネ社会です。

ウチダ

もしかしたら日本よりコネが重要と言えるかもしれませんね。

よって、ニュージーランドで良質な人脈を作る努力も怠らないようにしましょう。

学費や生活費・転職活動費のための十分な貯金

ニュージーランド移住を成功させる現実的な選択肢は、やはり十分に貯金を貯めてから現地の大学や専門学校に通い、卒業生ビザを取ってから就職活動をすることです。

ウチダ

転職活動が長引くことも考慮すると、貯金は200~300万円ほどほしいっていう感じです。ニューヨークの物価は日本の物価の約2倍なので、このぐらいは必要ですね。

ニュージーランドやオーストラリアで就職するには、最大手の求人サイト「Seek」を使うと良いです。

日本の面接とは違って、コーディング試験を課す会社も多いため、

  • 英語力
  • 技術力
  • 競技プログラミング力(AtCoderなど)

この3つを日本で鍛えながら、貯金を200万円以上貯めることをおすすめします。

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まとめ:IELTSでいい点数を取って、ニュージーランド移住を成功させよう!

ニュージーランドのIT業界は、残業がないのに日本より給料が倍近く高い、まるで天国のような労働環境です。

またニュージーランドは、世界に先がけて1日8時間労働制を取り入れたり、祝日はスーパーマーケットも休みになったり、多くのサラリーマンが毎年1ヶ月はバカンスを楽しんだり、働き方についてはとにかく先進的です。

ウチダ

まずは「今の段階でどれだけ移住の可能性があるか」確かめるためにも、以下のサイト等で簡単なテストをしてみてくださいね。

テストはこちら>>『ニュージーランド永住ビザ取得診断テスト

ニュージーランドとオーストラリアはかなり似ているため、両方を狙うのはリスクヘッジという意味でも大いにありです。

実際ニュージーランドでは、永住権取得後5年住めば市民権が得られ、ニュージーランド市民権があれば特別なビザとしてオーストラリアで仕事や学生生活をすることができます。

そのためには、やっぱり英語ができないとお話にならないので、日本に住んでいるうちにIELTSの対策をしっかりと行い、6.5以上のスコアを取れるようにまずは頑張りましょう!

\平均4.5〜6ヶ月で目標達成!/

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